教室への想い

*ことのは書塾*

(日本習字紅葉ヶ丘教室)への
ご訪問ありがとうごさいます。


初心者のためのやさしい毛筆・硬筆・ペン字指導から上級者向け書道作品制作まで、
自分の字を丁寧に磨き育てる書道教室。
講師・今野(こんの)春凛です。


一生の宝物となる、自分らしいきれいな文字が身につくよう、
お一人お一人に合わせた指導をさせていただきます。


言葉の美しさ・深みを手書きで表現する心豊かな習いごと。

書を通して、自分と向き合う優しいひと時を一緒に過ごしましょう。
 

講師プロフィール

今野春凛

1972年 東京都世田谷区生まれ 
東京、埼玉、北海道、福岡育ち

小学2年生から習い始めた習字教室、学生・社会人になっても通い続ける。
更に向上したい一心で、書道専門学校に入学。卒業後、教育系書道団体に勤務、長年経験を積む。
2018年より、少人数制の自宅教室を開く。



教室にかける想い

積み重ねが大きな力に
私の場合、長年続けてきた習い事(習字)で多くを学び、仕事にも繋ぐことが出来ました。
沢山の習い事がある今日、書道は大人になっても長く続けやすいお稽古ごとと思っています。
継続の力が身につき、自信への道しるべとなれるような教室つくりを目指しています。


美しい文字は宝物
デジタル文化旺盛の世の中でも、手書き文字がなくなることは決してありません。

丁寧な文字、筆で書く文字は、手書きの大切さ、温かさ、人々に感動を伝えることができます。



教室を開くきっかけ
私の日常に文房四宝(筆硯墨紙)があること、そして毎日文字を書くことは当たり前のことでした。
しかし、そんな日々の当たり前が特別なことだった と気付く出来事が…。

書道団体でやりがいある仕事を元気にこなしていた中で、ある日突然の「血液がん宣告と闘病生活」

不安と戸惑いの中、抗がん剤治療で九州がんセンターに長期入院、通院治療も長引くつらい日々を過ごしました。


しかし、家族や友人など沢山の支え、また職場の皆さんが優しく迎えてくれた為、2年後に幸い職場復帰することが出来ました。


ただ、抗がん剤治療の副作用がひどく(特に、手足の末梢神経のしびれ)ペンや筆を持つ事が難しい為、書くことが出来ず、仕事内容も変わることとなりました。

病気になったことで命の尊さを知り、当たり前に生活していたこと、特に書道が出来なくなった日々の中、ふと気付いたことがありました。

心が前向きになる言葉を、きれいな文字で書いている習字教室のお手本。

その「心が前向きになる言葉・きれいな文字のお手本・それを見て繰り返し書くこと」とは、

まるで「心の栄養になる言葉を食べ続けること」と同じなのでは?


言葉を食べるとは、変な日本語ですが。

こんなスペシャルな習い事を、私はずっと続けてきたんだ!

言葉で心の栄養をとり続けてきたから、いろんなことを乗り越えられたんだ!

と、気付くことができた時、自分の書の教室を持ちたいと思うようになりました。


ありがたいことです。

ご縁を大切に

言葉を表す古語【言の葉】、

いにしえの人たちが和歌に想いを込めたように、書を通して出会える【素敵な言葉】を、

ここ【ことのは書塾】にて、愉しみ書き綴る日々です。


病気に限らず、さまざまな何かの癒しになれるよう、誰かの優しい場所となりますように。

  ことのは書塾 今野春凛


有田焼の素敵な硯「花陶硯・はなとうけん」を用意しています。

優しい音楽が流れる空間で、自宅とは違う自分だけの集中した時間をお過ごしください。


子供たちのお稽古も、墨汁だけではなく、定期的に墨を摩る時間を設けています。


佐賀県有田町「よしだ書道具店」の花陶硯は、店主の吉田史郎氏が長年の熱い想いで形にした陶器の硯です。
当教室でも購入することができます。

書を愉しむ日常使いや、ご贈答用にもどうぞ。

ガラスペンが愉しめる、色とりどりのインクもご用意しています。